赤ちゃんの歯はいつから作られる?実は“お腹の中”から始まっています🍼🦷
こんにちは、はやかわ歯科 小児矯正歯科です。
「乳歯って、いつから準備が始まるの?」と思ったことはありませんか?
実は赤ちゃんの歯は、生まれてから急にできるものではなく、妊娠中(お腹の中)から少しずつ作られています。
今回は、歯ができる流れと、妊娠中〜幼少期に意識したいポイントをわかりやすくまとめます。

歯のスタートはいつ?|胎生6〜7週ごろに“歯のもと”ができ始めます
乳歯(子どもの歯)の準備は、妊娠初期のかなり早い時期から始まります。
目には見えませんが、上あご・下あごの骨の中に、将来の歯の“芽”となる組織が作られていきます。
この時期に起こること
- 胎生6〜7週ごろから乳歯の準備がスタート
- 上あご・下あごにそれぞれ10個ずつ“歯のもと”ができる
- 骨の中で少しずつ歯の形が整っていく
「噛むための土台」は、この段階からすでに作られ始めているんですね。
歯の“白い部分”はどう作られる?|エナメル質と象牙質の役割
歯の頭の部分(歯冠:しかん)が形づくられてくると、歯を構成する材料が作られていきます。
歯は大きく分けて、外側のエナメル質と内側の象牙質でできています。
それぞれの特徴
- エナメル質:歯の表面を守る“硬いバリア”
- 象牙質:エナメル質の内側で歯を支える“土台”
- 歯髄(神経):歯の中心。健康な歯を保つために重要
外側はしっかり守り、内側は力を受け止める。歯はとても合理的な構造をしています。
硬くなる工程「石灰化」|生後8か月ごろから乳歯が生えてきます
歯の形が整った後は、少しずつ硬くなっていく工程(石灰化)が進みます。
石灰化が進むと、歯は強度を増し、やがて歯ぐきの上に現れます。
乳歯が生える目安
- 最初に生えやすいのは下の前歯
- 目安は生後8か月ごろ(個人差があります)
- 乳歯は2〜3年ほどかけて生えそろいます
「うちの子、遅いかも?」と心配になる方もいますが、歯の生え方には個人差が大きいので、気になる場合はお気軽にご相談ください。
実は永久歯も早い|“妊娠中〜幼少期”の生活が将来の歯に影響します
永久歯はもっと先の話…と思われがちですが、永久歯の準備も早い時期から進みます。
そのため、妊娠中の栄養だけでなく、赤ちゃん〜幼少期の食生活も、将来の歯の健康に関わってきます。
妊娠中に意識したい栄養
- 良質なたんぱく質(歯の材料づくり)
- カルシウム(石灰化のサポート)
- ビタミンA・D(成長を支える)
無理に完璧を目指す必要はありません。できる範囲で「バランスよく」を意識していきましょう。
知っておきたい知識|エナメル質は“元に戻らない”
歯の表面のエナメル質は、完成すると作る細胞がいなくなるため、自然に再生しません。
そのため、虫歯で穴が開くと、治療で補う必要が出てきます。
だからこそ予防が大切
- 歯みがき・仕上げみがき
- フッ素の活用
- 定期チェックで早めに対策
当院より|「生え方」「時期」「ケア」気になることはご相談ください
歯は生える前から準備が進んでいます。
だからこそ、早めに正しい知識を知っておくことが、お子さまの歯を守る近道です。
「歯がなかなか生えない」「順番が違う気がする」「ケアが不安」など、いつでもお気軽にご相談ください😊
著者情報
院長 早川 倫正

- 関西大倉高等学校 卒業
- 大阪歯科大学 歯学部 卒業
- 公立甲賀病院 歯科口腔外科 勤務
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 入職
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 副院長就任
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 院長就任
- はやかわ歯科小児矯正歯科 開院



