お知らせ コラム

目次

歯石取りに回数がかかる理由とは?|歯ぐきを守る大切な歯周病治療(亀岡市)

こんにちは、亀岡市のはやかわ歯科 小児矯正歯科です。
「歯石取りって1回で終わらないの?」「なぜ何回も通わないといけないの?」「毎回クリーニングだけなのに必要なの?」と感じたことはありませんか?
実は、歯石取りには歯ぐきの上の歯石を取る処置と、歯ぐきの中の歯石を取る処置があり、お口の状態によって必要な回数が変わります。
このページでは、スケーリング・SRPの違い、歯石取りに回数がかかる理由、処置後の変化、定期メンテナンスの重要性をわかりやすく解説します。

歯ぐきの腫れ、出血、口臭、歯のぐらつきが気になる方は、 歯周病治療のページもあわせてご覧ください。
歯石取りは、ただのお掃除ではなく、歯周病の進行を防ぎ、将来の歯を守るための大切な治療です。

歯石が歯の表面に付着しているイメージ(亀岡市の歯周病治療)
▲ 歯石は歯ブラシでは落とせないため、歯科医院での除去が必要です

歯石とは?|プラークが硬くなった細菌のかたまりです

歯石とは、歯の表面に残ったプラーク、つまり細菌のかたまりが、唾液中の成分と結びついて硬くなったものです。
一度歯石になると、毎日の歯みがきだけでは取り除くことができません。

歯石の表面はザラザラしているため、さらに汚れや細菌がつきやすくなります。
そのまま放置すると、歯ぐきに炎症が起こり、歯周病が進行する原因になります。

歯石がつきやすい場所

  • 下の前歯の裏側
  • 上の奥歯の外側
  • 歯と歯ぐきの境目
  • 歯と歯の間
  • 歯周ポケットの中

歯ぐきの腫れや出血がある方は、 歯周病治療のページ もご確認ください。

スケーリングとは?|歯ぐきの上の歯石を取る処置です

スケーリングとは、歯の表面や歯ぐきの上に付着した歯石・プラークを取り除く処置です。
いわゆる「歯石取り」と聞いて、多くの方がイメージする処置がこのスケーリングです。

歯ぐきの上に見えている歯石が中心であれば、比較的短時間で処置できることが多く、状態によっては1〜2回程度で完了する場合もあります。
ただし、歯石の量が多い場合や、歯ぐきの炎症が強い場合は、回数が増えることがあります。

スケーリングで行うこと

  • 歯の表面の歯石を除去する
  • 歯ぐきの上のプラークを取り除く
  • 歯の表面を清潔に整える
  • 歯ぐきの炎症を抑えやすい環境をつくる

SRPとは?|歯ぐきの中の歯石を取る歯周病治療です

SRPとは、スケーリング・ルートプレーニングのことです。
歯ぐきの中、つまり歯周ポケット内に入り込んだ歯石や汚れを取り除き、歯の根の表面をなめらかに整える処置です。

歯ぐきの中の歯石は外から見えにくく、歯の根にこびりついていることがあります。
そのため、歯科衛生士が器具を使って慎重に確認しながら、少しずつ丁寧に取り除きます。

歯周病の状態を説明しているイメージ(亀岡市の歯石取り)
▲ 歯周病の状態を確認しながら、必要な処置を計画します

SRPで行うこと

  • 歯ぐきの中の歯石を除去する
  • 歯の根の表面をなめらかに整える
  • 歯周ポケット内の細菌を減らす
  • 歯ぐきの炎症を落ち着かせる
  • 再び汚れがつきにくい状態を目指す

SRPは、歯周病治療の中でも重要な基本治療です。
詳しくは 歯周病治療のページ もご覧ください。

歯石取りに回数がかかる理由|歯ぐきの中は慎重な処置が必要です

歯石取りに回数がかかる主な理由は、歯ぐきの中の歯石を取るSRPが必要になる場合です。
歯ぐきの中は見えにくく、歯石が根の表面に強く付着していることがあるため、一度に全体を処置するのが難しいことがあります。

回数がかかる主な理由

  • 歯ぐきの中の歯石は見えにくく、慎重に処置する必要がある
  • 痛みを伴う場合があり、必要に応じて麻酔を使用する
  • 一度に広い範囲を処置すると、体への負担が大きくなる
  • 処置後にしみる症状が出ることがある
  • 歯周病の進行度によって、部位ごとに分けて治療する必要がある
  • 歯ぐきの回復状態を確認しながら進める必要がある

一般的に、SRPはお口の中を上下左右、または6ブロック程度に分けて行うことがあります。
そのため、状態によっては4〜6回程度に分けて処置を行うことがあります。

回数がかかるのは、単に通院回数を増やすためではありません。
歯ぐきの中を安全に、丁寧に、できるだけ負担を抑えて治療するために必要なステップです。

処置後に起こる変化|しみる・歯ぐきが下がったように見えることがあります

SRP後は、歯ぐきの炎症が落ち着き、腫れていた歯ぐきが引き締まってくることがあります。
その結果、一時的に「歯ぐきが下がったように見える」「冷たいものがしみる」と感じることがあります。

これは、炎症で腫れていた歯ぐきが引き締まり、歯の根元が見えやすくなるために起こることがあります。
多くの場合、しみる症状は数日〜1週間程度で落ち着くことがありますが、長引く場合はご相談ください。

処置後に起こることがある症状

  • 冷たいものがしみる
  • 歯ぐきが引き締まったように感じる
  • 歯が長く見える
  • 歯ぐきに軽い違和感がある
  • 一時的に出血しやすいことがある

これらの変化は、歯ぐきが健康な状態へ向かう過程で起こることもあります。
不安な症状がある場合は、遠慮なくご相談ください。

歯石を放置するとどうなる?|歯周病が進行する原因になります

歯石を放置すると、歯ぐきの炎症が続き、歯周病が進行しやすくなります。
特に歯ぐきの中に入り込んだ歯石は、歯周ポケットを深くし、歯を支える骨に影響することがあります。

歯石を放置した場合に起こりうること

  • 歯ぐきが腫れる
  • 歯みがきで出血する
  • 口臭が強くなる
  • 歯周ポケットが深くなる
  • 歯を支える骨が失われる
  • 歯がぐらつく
  • 進行すると抜歯が必要になる場合がある

歯ぐきの腫れ、出血、口臭、歯のぐらつきが気になる方は、 歯周病治療のページ をご覧ください。

定期メンテナンスの重要性|歯石は再びつくため管理が必要です

歯石は一度取れば終わりではありません。
毎日の歯みがきで取りきれないプラークが残ると、再び歯石になります。

そのため、歯石取りや歯周病治療の後は、定期メンテナンスで歯ぐきの状態を確認し、再発を防ぐことが大切です。
定期的に歯石を除去し、磨き残しや歯ぐきの炎症をチェックすることで、歯を長く守りやすくなります。

メンテナンスで行うこと

  • 歯石・プラークの除去
  • 歯ぐきの出血や腫れの確認
  • 歯周ポケットのチェック
  • 歯みがきの癖や磨き残しの確認
  • フロス・歯間ブラシの使い方の確認
  • むし歯や被せ物の状態確認

歯を失った後の治療や、入れ歯が合わないことでお悩みの方は、 インプラント治療のページもご覧ください。
インプラントを長く安定させるためにも、歯周病管理とメンテナンスはとても重要です。

よくある質問(Q&A)

Q. 歯石取りは1回で終わりませんか?

A. 歯ぐきの上の歯石が中心であれば、1〜2回で終わることもあります。
ただし、歯ぐきの中に歯石がある場合や歯周病が進行している場合は、数回に分けて処置する必要があります。

Q. SRPは痛いですか?

A. 歯ぐきの中を処置するため、部位や炎症の状態によって痛みを感じることがあります。
必要に応じて麻酔を使用し、できるだけ負担を抑えて行います。

Q. 歯石取りの後にしみるのはなぜですか?

A. 歯ぐきの炎症が落ち着いて引き締まると、歯の根元が一時的に敏感になることがあります。
多くは時間とともに落ち着きますが、長く続く場合はご相談ください。

Q. 歯石取りをしないとどうなりますか?

A. 歯石の周りに細菌が増え、歯ぐきの腫れや出血、口臭、歯周病の進行につながることがあります。
進行すると歯を支える骨が失われ、歯がぐらつくこともあります。

Q. 歯石取りはどのくらいの頻度で必要ですか?

A. お口の状態によりますが、一般的には3〜6か月に1回のメンテナンスが目安です。
歯周病リスクが高い方や出血が続く方は、1〜3か月ごとの管理をおすすめする場合もあります。

まとめ|歯石取りに回数がかかるのは、歯ぐきを守るためです

歯石取りには、歯ぐきの上の歯石を取るスケーリングと、歯ぐきの中の歯石を取るSRPがあります。
歯周病が進行している場合、歯ぐきの中の歯石を丁寧に取り除く必要があるため、複数回に分けて処置を行うことがあります。

回数がかかるのは、歯ぐきの中を安全に、丁寧に、負担を抑えて治療するためです。
歯石取りは単なるお掃除ではなく、歯周病を防ぎ、歯を長く残すための大切な治療です。

歯ぐきの腫れ、出血、口臭、歯のぐらつきが気になる方は、 歯周病治療のページ をご覧ください。

はやかわ歯科 小児矯正歯科について

はやかわ歯科 小児矯正歯科は、京都府亀岡市古世町にある歯科医院です。 小児矯正マウスピース矯正インプラント親知らずの抜歯歯周病治療・ 予防メンテナンスまで、幅広いお口のお悩みに対応しています。

お子さまの歯並びや口呼吸、成人の矯正相談、入れ歯が合わない方のインプラント相談など、将来を見据えた治療計画をご提案します。

亀岡市・南丹市で歯石取り・歯周病治療をご希望の方へ

はやかわ歯科 小児矯正歯科では、お口の状態に合わせて、スケーリング・SRP・定期メンテナンスを丁寧に行います。
「歯石取りに何回かかる?」「歯ぐきの中の歯石が気になる」「歯周病を予防したい」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

〒621-0815 京都府亀岡市古世町芝原35-5|駐車場10台完備

関連ページ: 歯周病治療インプラント治療親知らずの抜歯小児矯正

ご相談・WEB予約はこちら

著者情報

院長 早川 倫正

  • 関西大倉高等学校 卒業
  • 大阪歯科大学 歯学部 卒業
  • 公立甲賀病院 歯科口腔外科 勤務
  • 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 入職
  • 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 副院長就任
  • 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 院長就任
  • はやかわ歯科小児矯正歯科 開院

calenda
お知らせ コラム

白濁・着色が気になる子どもの歯にできること|亀岡市の歯科医師が解説

エナメル質形成不全症|白い濁り・欠けやすさが気になったら(子どもの歯に多い“歯の質”のトラブル) こんにちは、はやかわ歯科 小児矯正歯科です。 「歯に白い点がある」「一部だけ黄〜茶色っぽい」「すぐ欠ける・しみる」――といった様子が見られる場合、エナメル質形成不全症が関係していることがあります。 エナメル質形成不全症は、歯が顎の中で作られている段階で、エナメル質の量が少なかったり、硬さが十分でなかったりする状態です。 生えてきた時点で“守る層”が弱いことがあるため、見た目だけでなく、しみ・欠け・むし歯につながりやすいのが特徴です(乳歯・永久歯どちらにも起こり得ます)。 ▲ 白濁・着色・欠けやすさは“歯の質”のサインのことも よくある見え方・感じ方|「汚れ」とは違った変化が!? エナメル質が弱い歯は、色・表面の質感・しみ方に特徴が出ることがあります。 ただし見た目だけでは判断が難しいこともあるため、「あれ?」と思ったら早めの確認がおすすめです。 サインの例 歯の表面に白い濁りや、黄〜茶色っぽい部分がある 表面がザラザラしている/小さなくぼみがある 歯の一部が欠けやすい・すり減りやすい 冷たいもの・甘いものでしみる 同じところがむし歯になりやすい 背景はいろいろ|体質の影響だけでなく「作られる時期」の影響も エナメル質形成不全症は、原因がひとつに決まるとは限りません。 大きく分けると、①体質(遺伝)の影響が強いケースと、②歯が育つ途中の出来事が影響するケースがあります。 1)体質(遺伝)の影響が強いケース 家族の中で似た変化が見られたり、複数の歯に広く同じような特徴が出たりすることがあります。 程度によっては、歯の形が整いにくかったり、欠けやすさが目立ったりする場合もあります。 2)歯が育つ途中の出来事が影響するケース 歯は、生える直前ではなく、ずっと前から顎の中で形づくられています。 その期間に体調・環境・局所の炎症など、複数の要素が重なって、結果としてエナメル質が弱くなることがあります。 はっきり「これだけが原因」と言い切れないことも少なくありません。 MIH(第一大臼歯・前歯に出やすいタイプ)について ※近年よく耳にする MIH は、主に6歳臼歯(第一大臼歯)に、前歯の変化を伴うこともある“エナメル質の質的な異常”として説明されます。 生え変わりのタイミングで見つかることも|乳歯の影響で起こる「ターナー歯」 お子さまの場合、乳歯の時期のトラブルが、次に生えてくる永久歯に影響することがあります。 代表例がターナー歯で、乳歯の外傷や強いむし歯の炎症などがきっかけになり、下で育っている永久歯のエナメル質が部分的に弱くなることがあります。 よくあるきっかけ 乳歯を強くぶつけた(転倒・衝突など) 乳歯のむし歯が深く進み、炎症が長引いた 永久歯が生えたときから「白く濁っている」「表面がもろい」などが見られる場合、こうした流れが関係していることがあります。 そのままにすると?|しみ・欠け・むし歯が起こりやすくなります エナメル質が弱い歯は、表面が傷つきやすく、ダメージが積み重なるとトラブルが出やすくなります。 とくに生えたばかりの永久歯は歯質がまだ安定しにくい時期なので、早めの保護がポイントです。 起こりやすいこと むし歯ができやすい/進行しやすい 欠けやすい・すり減りやすい しみが続いて歯みがきがつらくなる 見た目が気になり、口元を気にしてしまうことも ケアの考え方|“守る→補強→管理”でトラブルを減らします エナメル質形成不全症は、状態に合わせて対応が変わりますが、基本は弱い部分を守り、悪化の連鎖を作らないこと。 「早く気づいて、先に手を打つ」ほど、負担の少ない方法を選びやすくなります。 ご家庭でできること 仕上げみがき+磨き残しが出やすい部分の工夫 年齢に合わせてフロス・歯間ブラシを取り入れる 間食の回数・甘い飲み物の取り方を整える ぶつけやすい時期はケガ予防(必要に応じてマウスガード) 歯科でできること フッ素などで歯質を守る 溝が深い歯の予防処置(シーラント等) しみる部位のコーティング・詰め物で保護 欠けが大きい場合は補強(被せ物など) 定期管理で“悪くなる前”にフォローする 当院より|「これって汚れ?」「様子見でいい?」迷ったらご相談ください エナメル質形成不全症は、歯が生えたときに初めて気づくことが少なくありません。 「白いところがある」「欠けやすい」「しみる」「むし歯が同じ場所にできる」など、気になるサインがあれば早めにチェックしましょう。 当院では状態を確認し、お子さまの生活に合わせて無理のない“守り方”をご提案します。 ご相談・ご予約はこちら 著者情報 院長 早川 倫正

hayakawa dentalclinic
0771-25-2522 WEB予約 instagram

歯並び相談専用の予約フォーム