目次
- 1 あいうべ体操とは?|子どもの口呼吸・舌の位置を見直す方法
- 1.1 この記事でわかること
- 1.2 あいうべ体操とは?|口まわりと舌を意識して動かす体操です
- 1.3 口呼吸が気になる理由|お口の乾燥はむし歯や歯ぐきにも関係します
- 1.4 鼻呼吸の役割|吸い込む空気をろ過・加温・加湿します
- 1.5 子どもの「口」を育てるという考え方|食べる・話す・呼吸する機能を確認します
- 1.6 あいうべ体操のやり方|大きく・ゆっくり・無理のない範囲で
- 1.7 続けるコツと注意点|楽しく、無理なく毎日の生活に
- 1.8 Instagramでも子どもの歯並び・お口のことを発信しています
- 1.9 よくある質問(Q&A)
- 1.10 まとめ|あいうべ体操は、お口や舌の使い方を見直すきっかけの一つです
- 1.11 亀岡市・南丹市で子どもの口呼吸・歯並び・舌の位置が気になる方へ
- 2 著者情報
あいうべ体操とは?|子どもの口呼吸・舌の位置を見直す方法
こんにちは、はやかわ歯科 小児矯正歯科(京都府亀岡市)です。
お子さまのことで、次のような様子が気になることはありませんか?
「気づくと口がぽかんと開いている」
「寝ているときに口が開いていることがある」
「舌の位置が低いように感じる」
「口呼吸が少し気になる」
「食べるときに口を閉じにくそう」
こうしたお口の使い方は、むし歯予防だけでなく、
歯並び・噛み合わせ・発音・食べ方などと関係することがあります。
ひとつ当てはまるからといって、すぐに大きな問題があるというわけではありませんが、
お口の成長を見守るうえで、早めに気づくことは大切です。
このページでは、
あいうべ体操の目的・やり方・口呼吸との関係・家庭で続けるポイント
を中心に、歯科医院の視点からわかりやすく解説します。
お子さまの歯並び・噛み合わせが気になる方へ
生え変わりの時期の前歯のガタつき、出っ歯、すきっ歯、 噛み合わせなどが気になる方は、 こどものマウスピース矯正について もあわせてご覧ください。

あいうべ体操とは?|口まわりと舌を意識して動かす体操です
あいうべ体操とは、「あ」「い」「う」「べー」と大きく口を動かすことで、 口まわりや舌を意識して動かす体操です。
「あ」「い」「う」では、口を大きく開いたり、横に広げたり、
前に突き出したりすることで、口唇や口まわりを動かします。
「べー」では、舌を前に出して下に伸ばし、舌を大きく動かします。
舌の位置や口唇の使い方は、食べ方・飲み込み方・発音・歯並びや噛み合わせなどと
関係することがあります。
そのため、あいうべ体操は
「口呼吸が気になる」
「舌の位置が気になる」
「口がぽかんと開きやすい」
といった場合に、お口の使い方を意識するきっかけの一つとして取り入れられることがあります。
※あいうべ体操は、お口や舌を意識して動かすための体操の一つです。 体操だけですべての口呼吸や歯並びが改善するわけではありません。 鼻づまり、いびき、睡眠中の呼吸、強い口呼吸などが気になる場合は、 歯科だけでなく耳鼻咽喉科などでの確認が適している場合もあります。
口呼吸が気になる理由|お口の乾燥はむし歯や歯ぐきにも関係します
通常、安静時の呼吸は鼻で行います。
しかし、鼻づまりや習慣などによって口で呼吸することが多くなると、
お口の中が乾燥しやすくなることがあります。
お口の中が乾燥すると、唾液による洗浄作用や酸を中和する働きなどが十分に働きにくくなり、
むし歯や歯肉炎、口臭などのリスクに関係することがあります。
唾液には、食べかすを洗い流したり、酸を中和したり、
歯の再石灰化を助けたりする大切な働きがあります。
口呼吸で確認しておきたいこと
- お口の中が乾燥していないか
- 口がぽかんと開いている時間が長くないか
- 寝ているときに口が開いていないか
- むし歯や歯肉炎を繰り返していないか
- 舌の位置が低くなっていないか
- 鼻づまりやいびきが続いていないか
一時的に口で呼吸することがあるからといって、
すぐに大きな問題があるわけではありません。
ただし、日常的に口が開いている、睡眠中も口呼吸が続いているなどの場合は、
原因を確認することが大切です。
鼻呼吸の役割|吸い込む空気をろ過・加温・加湿します
鼻には、吸い込んだ空気を体内へ取り込む前に整える働きがあります。
鼻毛や粘膜などによって異物をある程度捕らえながら、
空気を温めたり加湿したりして、気道へ送ります。
一方、口から呼吸すると、乾燥した空気がお口やのどを通りやすくなります。
鼻呼吸が可能な状態かどうかを確認することは、
お口の乾燥などを考えるうえでも大切です。
鼻の主な働き
- 吸い込む空気中の異物をある程度ろ過する
- 吸い込む空気を加湿する
- 吸い込む空気を温める
- お口やのどの乾燥を防ぐことに役立つ
ただし、鼻づまりがある場合は、
本人が意識するだけで鼻呼吸へ変えることが難しいこともあります。
慢性的な鼻づまり、いびき、睡眠中の口呼吸などが気になる場合は、
耳鼻咽喉科への相談も検討してください。
子どもの「口」を育てるという考え方|食べる・話す・呼吸する機能を確認します
子どものお口は、歯が生えるだけで完成するわけではありません。
前歯でかみ切る、奥歯ですりつぶす、口を閉じて噛む、
舌を動かす、飲み込む、話す。
こうした日々の経験を重ねながら、お口の機能は発達していきます。
子どものお口で確認しておきたいポイント
- 口がぽかんと開いていることが多くないか
- 舌の位置が気にならないか
- 前歯で食べ物をかみ切れているか
- 奥歯で噛めているか
- 丸飲みが多くないか
- 食事中に口が開きやすくないか
- 発音で気になることがないか
食べ方や食材についても、お子さまの年齢や発達に合わせることが大切です。
食べにくさや飲み込み方などが気になる場合は、
無理に硬いものを与えたり、自己判断だけでトレーニングを続けたりせず、
お口の状態を確認することをおすすめします。
あいうべ体操は、
「口を動かす」「舌を動かす」といったことを意識するきっかけの一つです。
ただし、お子さまによって原因や必要な対応は異なります。
あいうべ体操のやり方|大きく・ゆっくり・無理のない範囲で
あいうべ体操は、特別な道具を使わずに行える体操です。
痛みが出ない範囲で、
普段より大きく、ゆっくり動かすこと
を意識します。
「あ」|口を大きく開く
「あー」と声を出すようなイメージで、口を大きく開きます。
痛みが出ない範囲でゆっくり動かしましょう。
「い」|口を横に広げる
「いー」と口角を横へ広げます。
無理に力を入れすぎず、口まわりを意識して動かします。
「う」|口を前に突き出す
「うー」と口をすぼめて前へ突き出します。
唇を前へ集めるようなイメージで行います。
「べー」|舌を前に出す
「べー」と舌を前へ出します。
痛みや違和感が出ない範囲で、大きく舌を動かしてみましょう。
回数について
回数だけにこだわる必要はありません。
お子さまの場合は、無理に決められた回数を行うよりも、
痛みや負担のない範囲で、親子で楽しく続けることを大切にしてください。

続けるコツと注意点|楽しく、無理なく毎日の生活に
お子さまの場合は、体操を「練習」と考えすぎると、
嫌がってしまうこともあります。
親子で鏡を見ながら行うなど、
無理なく取り入れられる方法を探してみましょう。
続けやすくする工夫
- 歯みがき後など決まったタイミングで行う
- 親子で鏡を見ながら行う
- 遊び感覚で口や舌を動かす
- できた回数より、続けられたことをほめる
注意したいこと
- 顎やお口に痛みがあるときは無理に行わない
- 鼻づまりが強い、または長く続く場合は耳鼻咽喉科への相談も検討する
- 体操だけで歯並びや口呼吸が改善するとは限らない
- 口呼吸やいびきが続く場合は原因を確認する
あいうべ体操は、お口や舌の動きを意識するための方法の一つです。
歯並び、噛み合わせ、舌の位置、鼻づまり、口呼吸などは、
お子さまによって原因が異なります。
気になる症状が続いている場合は、自己判断だけで続けず、
歯科医院や必要に応じて耳鼻咽喉科へ相談しましょう。
Instagramでも子どもの歯並び・お口のことを発信しています
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よくある質問(Q&A)
Q. あいうべ体操は何歳からできますか?
A. 年齢だけで一律に決まるものではありません。
「あ」「い」「う」「べー」のまねができるようになったら、
遊びの一つとして取り入れることはできます。
小さいお子さまの場合は、正確さや回数よりも、
無理なく口や舌を動かすことを大切にしましょう。
Q. 毎日決められた回数を行わないと意味がありませんか?
A. 回数だけで効果が決まるわけではありません。
無理に回数をこなすよりも、
痛みや負担のない範囲で続けることを大切にしてください。
Q. あいうべ体操だけで口呼吸は治りますか?
A. あいうべ体操だけですべての口呼吸が改善するわけではありません。
鼻づまり、アレルギー、舌の位置、歯並び、噛み合わせなど、
さまざまな要因が関係することがあります。
強い口呼吸や睡眠中の口呼吸、いびきなどが気になる場合は、
歯科医院や耳鼻咽喉科などで原因を確認することが大切です。
Q. 歯並びにも関係しますか?
A. 舌の位置や口唇の使い方、口呼吸などは、
歯並びや噛み合わせと関連する場合があります。
ただし、歯並びは見た目だけでは判断できないこともあります。
前歯のガタつき、出っ歯、受け口、開咬などが気になる場合は、
一度お口の状態を確認することをおすすめします。
Q. 顎が痛いときも行ってよいですか?
A. 顎が痛いときや、口を開けにくいときには無理に行わないでください。
痛みが続く場合は歯科医院へご相談ください。
まとめ|あいうべ体操は、お口や舌の使い方を見直すきっかけの一つです
あいうべ体操は、「あ」「い」「う」「べー」と口や舌を動かすことで、
お口の使い方を意識する体操の一つです。
口がぽかんと開きやすい、舌の位置が気になる、
口呼吸が気になるといった場合に、
ご家庭でお口の動きを意識するきっかけとして取り入れられることがあります。
ただし、あいうべ体操だけですべての症状が改善するわけではありません。
鼻づまり、歯並び、噛み合わせ、舌の位置などを確認し、
原因に合わせて対応することが大切です。
亀岡市・南丹市で子どもの口呼吸・歯並び・舌の位置が気になる方へ
はやかわ歯科 小児矯正歯科(京都府亀岡市古世町)では、
むし歯予防だけでなく、
子どもの口呼吸・舌の位置・噛み合わせ・歯並び
についても確認しています。
「口がぽかんと開いている」
「寝ているときに口で呼吸している」
「舌の位置が気になる」
「歯並びや噛み合わせが心配」
など、気になることがあればご相談ください。
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院長 早川 倫正

- 関西大倉高等学校 卒業
- 大阪歯科大学 歯学部 卒業
- 公立甲賀病院 歯科口腔外科 勤務
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 入職
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 副院長就任
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 院長就任
- はやかわ歯科小児矯正歯科 開院


