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お子さまのお口がポカンと開いていませんか?|口呼吸と歯並びの関係・小児矯正での改善方法
こんにちは、はやかわ歯科 小児矯正歯科です。
「お子さま、いつもお口がポカンと開いている…?」それは口呼吸のサインかもしれません。
口呼吸は、舌の位置・顎の発育・歯並び(咬み合わせ)・姿勢などに影響し、将来の小児矯正にも関わる大切なテーマです。
今回は、鼻呼吸への切り替えや咬合育成(予防矯正)でどのように改善できるかをわかりやすくご紹介します。
「鼻呼吸」が基本|お口と体の健康を守る呼吸の仕組み
鼻呼吸では、鼻腔がフィルター・加湿・保温の役割を果たし、清潔で適温の空気を肺へ届けます。
一方の口呼吸は、冷たく乾いた空気が直接喉や気管に入り、粘膜の乾燥や感染リスクを高めます。
また呼吸をしやすくしようと首が前に出て猫背姿勢になるため、全身のバランスにも影響します。
口呼吸による悪影響
- 舌が下がる低位舌となり、発音や飲み込みに影響
- 上顎に舌が当たらず、歯列が狭くV字型に発育
- 上下の歯列幅が合わず、ガタガタ・交叉咬合を起こしやすい
- 食事の際に丸のみ・くちゃくちゃ食べが起こりやすい

▲ お口がポカンと開いているのは「口呼吸」のサインかも?
歯並びや咬み合わせにどう影響する?
舌が低い位置にあると、上顎の成長を押さえ込み、歯が並ぶためのスペースが不足します。
その結果、叢生(ガタガタ)・開咬・出っ歯などの不正咬合を引き起こすことがあります。
お子さまのチェックポイント
- 日中・就寝時にお口が開いている
- いびきや口を開けて寝ることがある
- 飲み込み時に舌が見える・前へ出る
- 猫背・姿勢の崩れがある
改善のカギは「舌・鼻・姿勢」
口呼吸の改善には、正しい舌の位置(上顎につける)、鼻呼吸の習慣、そして姿勢の安定が欠かせません。
成長期の今こそ、これらを整えることでお口の発育を健康に導くことができます。
当院のサポート体制
はやかわ歯科 小児矯正歯科では、小児矯正として「咬合育成(予防矯正)」「口腔機能トレーニング」「鼻呼吸トレーニング」「姿勢指導」を組み合わせ、
お子さまの成長段階に合わせた総合的なサポートを行っています。
- 顎の発育を促し、歯並びの土台を整える咬合育成
- 舌・唇・頬の筋肉バランスを改善する口腔機能トレーニング
- 呼吸の質を高める鼻呼吸トレーニング
- 自然な呼吸と姿勢を身につける姿勢指導
メンテナンスで成長を見守る安心ケア
当院では、顎の成長・歯の生え変わり・舌の位置・呼吸・姿勢を定期的にチェック。
定期メンテナンスを通して、成長変化を見逃さずにサポートいたします。
「口呼吸かも?」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください😊
著者情報
院長 早川 倫正

- 関西大倉高等学校 卒業
- 大阪歯科大学 歯学部 卒業
- 公立甲賀病院 歯科口腔外科 勤務
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 入職
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 副院長就任
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 院長就任
- はやかわ歯科小児矯正歯科 開院

