目次
- 1 亀岡市で子どものむし歯予防を考える|食事回数・おやつ・仕上げ磨きのポイント
- 1.1 この記事でわかること
- 1.2 この記事に関連する主な診療ページ
- 1.3 子どもの歯は、少しずつ成長していきます
- 1.4 むし歯はどうやってできるの?|糖・細菌・時間がポイントです
- 1.5 むし歯を防ぐには、食事とおやつの「回数」を整えることが大切です
- 1.6 子どもの食事は「3食+補食」で考えましょう
- 1.7 おやつの内容は?|甘いものより“自然の食材”を意識しましょう
- 1.8 離乳食が終わっても、大人と同じ食事はまだ早いことがあります
- 1.9 歯並びや噛み合わせも、食べ方に関係することがあります
- 1.10 あわせて確認したいページ
- 1.11 Instagramでも子どもの歯並び・むし歯予防について発信しています
- 1.12 味覚は経験で育ちます|苦手な味も少しずつ慣れていきます
- 1.13 忙しいご家庭には「げんき号」の考え方がおすすめです
- 1.14 歯みがきは“習慣づくり”と“親子のコミュニケーション”です
- 1.15 よくある質問(Q&A)
- 1.16 まとめ|子どものむし歯予防は、食事・おやつ・歯みがきの習慣づくりから
- 1.17 ご家族のお口のお悩みに関する主な診療ページ
- 1.18 亀岡市・南丹市で子どものむし歯予防・食べ方・歯並びが気になる方へ
- 2 著者情報
亀岡市で子どものむし歯予防を考える|食事回数・おやつ・仕上げ磨きのポイント
こんにちは、はやかわ歯科 小児矯正歯科(京都府亀岡市)です。
子どものむし歯予防では、歯みがきだけでなく、食事の回数・おやつの内容・食べる時間・よく噛む習慣もとても大切です。
「おやつはどれくらいならいいの?」
「ジュースは毎日飲んでも大丈夫?」
「仕上げ磨きを嫌がるけど、どうしたらいい?」
「離乳食が終わったら、大人と同じ食事でいいの?」
こうしたご相談は、亀岡市・南丹市周辺の保護者の方からもよくいただきます。
このページでは、子どもの歯の成長と食習慣、むし歯予防のポイントを、歯科医院の視点からわかりやすく解説します。
また、食べ方・口呼吸・舌の位置・噛み合わせが気になる方は、小児矯正のページもあわせてご確認ください。

子どもの歯は、少しずつ成長していきます
子どもの歯は、生まれてから少しずつ成長し、乳歯が順番に生えていきます。
歯が生える時期には個人差がありますが、一般的には生後6か月頃から前歯が生え始め、1歳頃に上下の前歯がそろい、1歳半頃から奥歯が生え始めます。
2歳半頃になると、乳歯の奥歯も含めてだんだん噛む形が整っていきます。
乳歯の成長で見ておきたいポイント
- 歯が生える時期には個人差がある
- 前歯が生えると、食べ物をかじる動きが増える
- 奥歯が生えると、少しずつ噛みつぶす練習ができる
- 乳歯がそろっても、噛む力は大人と同じではない
- 食事の硬さや大きさは、年齢と成長に合わせる必要がある
「歯が生えそろったから、もう大人と同じ食事で大丈夫」と考えがちですが、子どもの噛む力や消化する力はまだ発達途中です。
食べ物の硬さ・大きさ・形を、子どもの成長に合わせて調整することが大切です。
むし歯はどうやってできるの?|糖・細菌・時間がポイントです
むし歯は、突然歯に穴があくわけではありません。
お口の中の細菌が糖を分解して酸をつくり、その酸によって歯の表面が少しずつ溶けることで進んでいきます。
むし歯が進みやすくなる条件
- 甘いものを食べる回数が多い
- ジュースやスポーツドリンクをだらだら飲む
- おやつの時間が決まっていない
- 寝る直前に食べたり飲んだりする
- 歯みがきで汚れが残っている
歯は、酸によって一度溶け始めても、唾液の働きによって修復される力を持っています。
これを再石灰化といいます。
しかし、食べる回数が多すぎたり、だらだら食べが続いたりすると、唾液が歯を守る時間が足りなくなってしまいます。
むし歯を防ぐには、食事とおやつの「回数」を整えることが大切です
むし歯予防で大切なのは、甘いものを完全に禁止することではありません。
大切なのは、食べる時間を決めて、お口の中が酸性に傾く回数を減らすことです。
むし歯予防のために意識したいこと
- 食事は基本的に3回を意識する
- おやつは時間を決める
- 寝る直前は食べない
- 食後は歯みがきで汚れを落とす
- しっかり噛んで食べる習慣をつける
特に注意したいのが、だらだら食べです。
少しずつ何度も食べたり、ジュースを長時間かけて飲んだりすると、お口の中が酸性に傾く時間が長くなります。
おやつを食べる場合は、「時間を決める」「量を決める」「食べた後はお茶や水を飲む」など、できるところから整えていきましょう。
子どもの食事は「3食+補食」で考えましょう
子どもは一度に食べられる量が少なく、身体も成長途中です。
そのため、大人と同じように3食だけで考えるのではなく、年齢によっては補食が必要になります。
補食とは、食事で足りないエネルギーや栄養を補うためのおやつのようなものです。
補食の考え方
- 1歳頃は、3食+補食2回を目安にすることがある
- 2歳以降は、3食+補食1回を目安にすることがある
- 保育園でおやつがある日は、夕方のおやつを控える工夫も大切
- 夕食が遅くなる場合は、トマトやきゅうりなどで軽くつなぐ方法もある
- 補食は「甘いお菓子」ではなく、食事を補うものとして考える
おやつは悪いものではありません。
ただし、内容とタイミングが大切です。
「10時と15時」「15時だけ」など、生活リズムに合わせて時間を決めると、むし歯予防にもつながります。
おやつの内容は?|甘いものより“自然の食材”を意識しましょう
子どもにとってのおやつは、大人の「楽しみのお菓子」とは少し意味が違います。
子どもの補食は、成長に必要なエネルギーや栄養を補うものです。
そのため、砂糖の多いお菓子やジュースばかりにならないように注意しましょう。
おすすめしやすい補食の例
- 無糖ヨーグルト
- さつまいも
- おにぎり
- とうもろこし
- トマト
- きゅうり
- 果物を少量
甘いお菓子を絶対に食べてはいけない、ということではありません。
大切なのは、毎日の習慣として砂糖が多いものに偏らないことです。
「量を決める」「時間を決める」「飲み物は水やお茶にする」だけでも、むし歯予防につながります。

離乳食が終わっても、大人と同じ食事はまだ早いことがあります
離乳食が終わると、「もう大人と同じものを食べられる」と思われることがあります。
しかし、子どもの顎や消化器官、噛む力はまだ発達途中です。
乳歯が20本生えそろっていても、噛む力は大人と同じではありません。
子どもの食事で調整したいこと
- 食べ物の硬さ
- 食べ物の大きさ
- 味の濃さ
- 一口量
- 噛む回数
- 飲み込みやすさ
大人の食事をそのまま小さくするだけでは、子どもにとって食べにくい場合があります。
「噛み切れるか」「奥歯でつぶせるか」「丸飲みしていないか」を見ながら、その子の成長に合わせて調整してあげましょう。
歯並びや噛み合わせも、食べ方に関係することがあります
食べるときに片側ばかりで噛む、前歯で噛み切りにくい、丸飲みしやすい、口がぽかんと開きやすい。
こうした様子がある場合、歯並びや噛み合わせ、舌の位置、口呼吸などが関係していることがあります。
お子さまの歯並び・口呼吸・舌の位置・噛み合わせが気になる方は、小児矯正のページもあわせてご覧ください。
亀岡市・南丹市周辺で小児矯正をご検討の方は、早めにお口の成長を確認しておくことが大切です。
Instagramでも子どもの歯並び・むし歯予防について発信しています
はやかわ歯科 小児矯正歯科のInstagramでは、子どもの歯並び、口呼吸、むし歯予防、食べ方のポイントなどを、保護者の方にもわかりやすく発信しています。
診療の雰囲気やお知らせもご確認いただけます。
味覚は経験で育ちます|苦手な味も少しずつ慣れていきます
子どもは大人より味に敏感です。
甘味・塩味・苦味・酸味・旨味など、さまざまな味を感じながら、少しずつ食べる経験を増やしていきます。
味の感じ方と食べる経験
- 甘味は、エネルギー源を感じやすい味
- 塩味は、ミネラルを感じやすい味
- 苦味は、最初は危険な味として感じやすい
- 酸味は、未熟さや傷みを感じる味として警戒しやすい
- 旨味は、たんぱく質の存在を感じやすい味
苦味や酸味を嫌がるのは、わがままではなく自然な反応でもあります。
そのため、無理に食べさせるのではなく、家族がおいしそうに食べる姿を見せたり、少量から試したりすることが大切です。
食べる経験を少しずつ重ねることで、苦手な味に慣れていくことがあります。
忙しいご家庭には「げんき号」の考え方がおすすめです
毎日、栄養計算をしながら完璧な献立を作るのは大変です。
仕事や家事、育児で忙しい中で、毎日すべてを理想通りにする必要はありません。
そこで取り入れやすいのが、食材を簡単に3つに分ける「げんき号」の考え方です。
げんき号の3つの分類
- ちから号:力のもとになる食材
- からだ号:からだをつくる食材
- ちょうし号:体の調子を整える食材
食材の例
- ちから号:ごはん、パン、うどん、いも類、油など
- からだ号:肉、魚、卵、牛乳、豆腐、豆類など
- ちょうし号:野菜、海藻、きのこ、果物など
「今日はごはんとお肉はあるけど、野菜が少ないかも」
「今日は麺類だけになりそうだから、卵や野菜を足そう」
このように、完璧ではなくても、3つのグループを少しずつ意識するだけで、食卓のバランスは整えやすくなります。
歯みがきは“習慣づくり”と“親子のコミュニケーション”です
子どものむし歯予防では、食事だけでなく歯みがき習慣も大切です。
特に小さいうちは、自分だけできれいに磨くことは難しいため、保護者の仕上げ磨きが必要です。
歯みがきを続けやすくする工夫
- 食後の流れの中に歯みがきを入れる
- 歯ブラシを見える場所に置いて習慣化する
- 短時間でも毎日続ける
- 仕上げ磨きを親子のコミュニケーションの時間にする
- できたことをほめる
仕上げ磨きは、むし歯予防だけでなく、親子でお口の中を見る大切な時間でもあります。
「新しい歯が生えてきたね」「ここに汚れが残りやすいね」と確認しながら、楽しく習慣づけていきましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. おやつはやめた方がいいですか?
A. おやつを完全にやめる必要はありません。
子どもにとっておやつは、足りないエネルギーや栄養を補う補食の役割もあります。
大切なのは、時間と量を決めること、甘いものやジュースに偏りすぎないことです。
Q. ジュースは毎日飲んでも大丈夫ですか?
A. 毎日の習慣としてだらだら飲むことは、むし歯リスクにつながりやすくなります。
普段の水分補給は水やお茶を中心にし、ジュースは量とタイミングを決めることをおすすめします。
Q. 寝る前に少し食べるだけでも問題がありますか?
A. 寝る直前の飲食は、むし歯リスクにつながりやすくなります。
眠っている間は唾液の量が少なくなり、お口の中を守る働きが弱くなりやすいためです。
寝る前は飲食を控え、歯みがきをしてから眠る習慣をつけましょう。
Q. 仕上げ磨きを嫌がるときはどうしたらいいですか?
A. 無理に長時間行うよりも、短時間でも毎日続けることが大切です。
好きな歌を流す、鏡を見せる、終わったらほめるなど、楽しい雰囲気を作ると続けやすくなります。
磨きにくい場所や歯ブラシの選び方は、歯科医院で確認できます。
Q. 歯並びや口呼吸も相談できますか?
A. はい、ご相談いただけます。
むし歯予防だけでなく、食べ方・噛み方・口呼吸・舌の位置・歯並びは、お子さまのお口の成長と関係することがあります。
気になる方は、小児矯正のページもご確認ください。
まとめ|子どものむし歯予防は、食事・おやつ・歯みがきの習慣づくりから
子どものむし歯予防は、歯みがきだけで完結するものではありません。
食事の回数を整えること、おやつの時間を決めること、砂糖の多いものに偏りすぎないこと、よく噛む食事を意識すること、仕上げ磨きを続けることが大切です。
すべてを完璧にする必要はありません。
まずは、今日からできる小さな習慣を一つずつ整えていきましょう。
お子さまの歯の成長、むし歯予防、食べ方、歯並びが気になる方は、早めにご相談ください。
亀岡市・南丹市で子どものむし歯予防・食べ方・歯並びが気になる方へ
はやかわ歯科 小児矯正歯科(京都府亀岡市古世町)では、むし歯予防だけでなく、子どもの食べ方・噛み方・歯並びの成長も大切にしています。
「おやつの与え方が心配」「仕上げ磨きがうまくできない」「よく噛めていない気がする」「歯並びが気になる」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
お子さまの成長段階に合わせて、無理のない予防と治療計画をご提案します。
〒621-0815 京都府亀岡市古世町芝原35-5|駐車場10台完備
ご相談・WEB予約はこちら著者情報
院長 早川 倫正

- 関西大倉高等学校 卒業
- 大阪歯科大学 歯学部 卒業
- 公立甲賀病院 歯科口腔外科 勤務
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 入職
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 副院長就任
- 医療法人 スマイルデザイン 吉田歯科・矯正歯科 院長就任
- はやかわ歯科小児矯正歯科 開院



