症例紹介

インビザライン〜16歳以上の方の矯正について〜

16歳以上になると、永久歯列が完成し、顎の骨の発育も終わりへと近づいていきます。大学生や社会人になる前に、歯並びの問題を解決したい、口元のコンプレックスを解消したいという方もいらっしゃることでしょう。20~30代、ケースによっては40~50代から歯並びに関心を持つ方も少なくはなく、目立たないマウスピース矯正(インビザライン)を希望されるケースが多いです。そんな大人のインビザライン矯正に関心のある方は京都府亀岡市のはやかわ歯科・小児矯正歯科までご相談ください。

インビザラインとは?

インビザラインとは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発・提供している矯正システムです。いわゆるマウスピース矯正の代名詞とも言えるもので、歴史が古く、幅広い年代に適応できるプランを提供しています。透明な樹脂製のマウスピースを使って歯を動かすことから、従来法にはない以下のような特徴を備えています。

  • 装置が目立たない
  • 自由に取り外せる
  • 装着時の異物感・違和感が少ない
  • 食事や歯磨きがしやすい
  • 歯の移動に伴う痛みが少ない
  • 装置のトラブルが少ない(破損や脱離など)
  • 金属アレルギーのリスクがない
  • 通院頻度が低い
  • 診療時間が短い(ワイヤーを曲げたりする必要がない)
  • 歯の移動をシミュレーションできる

いずれも金属製のブラケットとワイヤーを使う矯正法にはない特徴といえます。そのため大人になってからの歯列矯正でインビザラインが選ぶ人が年々、増加しています。

悪い歯並びがお口のトラブルを誘発する

長年、虫歯や歯周病の治療に携わる中で、私は常々感じることがあります。それは、歯並びが悪いと虫歯や被せ物の治療をしてもその後の再発率、詰め物の破損のリスクが高いということです。歯周病、インプラント、被せ物、根管治療、矯正、外科など、私はこれらの分野を深く学び、時には全顎的な治療も行ってきました。東京へは何度も足を運び、最先端の知識と技術を貪欲に吸収しました。しかし、どんなに優れた治療を施しても、残念ながら再発は起こりうるのです。ただ、全ての人に同じように問題が起こるわけではありません。問題が起こりやすい人、それは多くの場合、歯並びや噛み合わせに問題を抱えています。

8020運動と歯並びの関係

「8020運動」をご存知でしょうか?80歳で20本の歯を残そうという、国が主導する取り組みです。実際に80歳で多くの歯が残っている人は、歯並びや噛み合わせに問題がないケースがほとんどです。受け口や、前歯が噛んでない開咬という歯並びでは8020達成者はいないというデータも出ています。

歯列矯正は自分への投資

近年は、矯正治療技術の進歩により、短期間での治療が可能になったり、痛みを軽減した矯正を実現できたりするようになりました。そうした技術革新が追い風となって、成人の矯正治療にも注目が集まっています。歯列矯正をすることで、歯並びが改善され口元が整うので、自分への投資として歯列矯正を選ばれる方が増えています。

もちろん、見た目の美しさも重要です。美しい歯並びは、自信と笑顔を与えてくれます。
しかし、私は噛み合わせ認定医として、機能美も追求してきました。見た目の美しさだけでなく、噛み合わせの機能美も提供したい、 それが私の強い想いです。健康な歯で美味しく食事をし、笑顔で会話を楽しむ。そんな当たり前の幸せを、できる限り多くの患者様に提供したいと考えています。

患者様それぞれに適した矯正治療を

全ての患者様に全顎矯正が必要だとは考えていません。だからこそ、当院ではセファロ(頭部X線規格写真)や3Dスキャナーといった先進の設備を導入し、精密な診断に基づいて、患者様一人ひとりに最適な治療計画をご提案します。

セファロとは?

セファロとは、矯正治療専門のレントゲン撮影です。一般歯科のレントゲンが特定の歯や上下の歯列を撮影するのに対し、セファロは頭蓋骨から顎の骨までが撮影範囲となります。また、正面、側面、斜側面の3方向からレントゲン撮影を行うのもセファロの特徴と言えます。セファロを撮影することで、患者様の歯並び・噛み合わせだけでなく、頭蓋骨や顎骨との位置関係、頭部全体のバランスなども評価することが可能となります。その結果、より適切な矯正治療の計画を立案できます。

3Dスキャナー

インビザラインによるマウスピース矯正では、iTero(アイテロ)という口腔内3Dスキャナーを用いた型取りが可能です。お口の中に小型のスキャナーをかざすだけで、患者様の歯並びや噛み合わせの情報をデジタルデータで取得できます。そのデータをクリンチェックというソフトに入力すれば、歯列矯正の3Dシミュレーションを実施できます。つまり、インビザラインを使うことで歯がどのように動いていくのかを3Dアニメーションで確認できるのです。歯列矯正を始める前に、スタート地点からゴール地点までの変化を視覚的に確認できることは、患者様にとって大きなメリットとなります。

当院の矯正プランについて

当院が提供するのは、以下の矯正プランです。デジタルシミュレーションなどを行った後に、患者様それぞれに合った治療プランを提案させていただきます。

部分矯正
ライトプラン
49万円(税別)
軽度・中等度の方向けのプラン、気になる部分を矯正
全体矯正
スタンダードプラン
77万円(税別)
全体的な歯並びと噛み合わせをバランス良く矯正

どのプランを選ぶかは、患者様の歯並びの状態やご希望、ライフスタイルによって異なります。私たちは、患者様との対話を大切にし、納得いただけるまで丁寧に説明いたします。「歯並びを変えたいけど、どこに相談すればいいかわからない」「矯正治療に不安がある」 そんな方は、ぜひ一度当院へお越しください。あなたの笑顔と健康のために、私たちが全力でサポートいたします。

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お知らせ

当院の施設基準について

最終更新:2025年9月25日 当院からのご案内 当院からの施設基準に関するお知らせ お問い合わせ 当院からのご案内 当院は保険医療機関です。 個人情報保護法を遵守しています。 問診票、診療録、検査記録、エックス線写真、歯型、処方せん等の個人情報は、治療目的以外には使用いたしません。 診療情報の文書提供に努めています。 後発医薬品(ジェネリック医薬品)の活用 令和6年10月から、後発医薬品がある薬で先発医薬品を希望される場合には、薬価差額の4分の1を特別料金としてご負担いただく制度が開始されています。 医療上の必要性が認められる場合には特別料金は不要です。 当院からの施設基準に関するお知らせ 当院は、以下の施設基準等に適合している旨を厚生労働省地方厚生局に届出しています。 基本体制 歯科初診料の注1に規定する基準 歯科外来診療における感染防止体制を整備し、研修を受けた常勤の歯科医師およびスタッフが対応しています。 歯科外来診療医療安全対策Ⅰ 医療安全対策研修を受けた歯科医師・医療安全管理者を配置し、AEDを保有。緊急時対応・医療安全体制を整備しています。 歯科外来診療感染対策Ⅰ 院内感染管理者を配置し、感染防止対策を徹底しています。 医療DX・情報活用 医療情報取得加算 オンライン資格確認を導入し、マイナンバーカードを保険証として利用可能です。薬剤情報などを診療に活用しています。 医療DX推進体制整備加算 オンライン資格確認等を活用し、質の高い医療提供のために十分な情報を取得・活用しています。 情報通信機器を用いた歯科診療 必要に応じて遠隔診療を実施しています。詳細はスタッフにご相談ください。 治療関連 外来後発医薬品使用体制加算(1・2・3) 後発医薬品の使用を推進し、品質・安全性・供給体制を考慮の上で処方しています。 クラウン・ブリッジ維持管理料 装着した冠やブリッジについて、2年間の維持管理を行います。 CAD/CAM冠・CAD/CAMインレー CAD/CAMシステムを用いた歯冠補綴物を製作しています。金属アレルギーの方もご相談ください。 光学印象 デジタル印象採得による歯型取りに対応しています。 歯科治療時医療管理料 歯科治療時(在宅療養を含む)に、血圧・脈拍・酸素飽和度のモニタリングを行い、全身的な医療管理を実施しています。 技工士連携加算(1・2) 歯科技工士と十分に連携し、必要に応じて情報通信機器を用いた確認・調整を行っています。 職員体制 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) 外来・在宅医療を行う体制を備え、職員の賃金改善に必要な体制を整えています。

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